僕には結構難しい本だったかもしれないです。とりあえず読んで感じたこととしては
- 増税は仕方ないと思っていたけどそんなことはないかも
- 偉い人がいっていることをそのまま聞くことはよくないかも
って感じです。多分まだあまり理解できていないかもしれません。
内容紹介
この本ですが、流れとしてはある人の論文の主張に対して、それは違いますよといったことをデータや理論をもとに著者と一緒に考察していくような本です。
とりあえずこの本で書かれている大きな主張は下記の2つなのかなと僕は読み取りました。
なぜ増税がよくないんだろう?
この本では結構なページでこの問題が取り上げられていた印象です。登場人物としては政府、銀行、民間です。政府は自分でお金を作ります。それを銀行が受け取り、民間にばらまきます。そして税金の形で政府のもとにお金が戻っていくみたいな感じ?。こんな感じで世の中のお金は巡っているみたいです。
だから政府がお金を作らずに税金でどんどん回収していったら世の中のお金が減ってしまい皆貧乏になる。
貧乏になったら皆お金を使わない→政府は税金でそのお金を回収しようとする→さらに皆が貧乏になるみたいな負の循環が起きてしまうみたいです。
今はこの負の循環に向かうような政策を行おうとしているから危険だよと警告しています。それを様々なデータを示しながら証明していくようなことが書かれています。
お金の存在価値
今のお金はなぜお金として取引に使うことができるのか。昔のアメリカでは金と交換できる仕組みがあったらしくそれが価値を保証していた。しかしその仕組みは今はなくなってしまった。では今用いられているお金はなぜ使えるのだろう?それはそのお金で税金を払うことができるから。税金の支払い手段として用いられるから価値をもつらしいです。
それでこの税金を政府がいじることで景気を操作するようです。税金をたくさんとるようにしたら人々は消費を控えるため景気が落ち込む。税金を低くしたら人々は消費をたくさん行うことで景気が上がる。こんなことをもっと詳しくわかりやすく解説しています。
まとめ?
おそらく自分の中でも本の内容を嚙み砕くことができていないような気がします。なのでまた気が向いたら読み直してみようと思います。ただこの本のことをそのまま捉えると
- 政府は景気を落ち込ませようとしているってこと?
- 今の政府はそこを目指しているってこと?
- そうすることが日本をよりよくすることに繋がるってこと?
疑問ばかり増えていきます。僕の読解力の問題かもしれません、、
正直今の政治についてまったく知らないので、政治についても何かいい本があったら読んでみたいです。
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